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予防歯科

歯につめたり、かぶせたりして、虫歯の治療をして、それで全ておわりと考えてらっしゃる方も結構いらっしゃいます。
また、虫歯の治療をして歯垢や歯石を除去すれば、もうそれで良いのかというとそれも違います。

バイオフィルムという歯にまとわりつく歯のぬめりのようなものがあり、細菌の叢です。
これはブラッシングでは容易にとれません。ポケット(歯と歯肉との間の溝)の中の歯石も
歯肉が介在していますのでブラッシングではとれません。
歯垢や歯石も一回除去すれば、それで終わりという性質ものでもありません。
バイオフィルムは、それが介在するために、色々な薬剤が歯質に浸透していくのを妨げています。

これは定期的に器械的に除去してあげることが、虫歯や歯槽膿漏の予防のために必要です。
その時期が3~4ヶ月に1度来院して、お口の中全体をみてケアすることが大事なのです。

歯垢や歯石をとるときに普通は、「ハンドスケーラー」や「超音波スケーラー」で除去することが多いのですが、
タバコのヤニ、食べ物、飲み物の色素を除去するのに、より快適に、より気持ちよく、除去するために歯面清掃器を使います。
これは、歯面に細かい粒子を吹き付けて汚れを除去するのですが、最近では、その粒子にいろいろな味や臭いをつけて、吹き付けます。
例えば、パイナップル味、レモン味、等々、果物の味をつけているもの、アミノ酸系統を利用したもの、種々あります。

「光倫(こうりん)歯科医院はどんな歯面清掃器があるのですか?」
その答えとして、光倫(こうりん)歯科医院では、医療器械、その他材料は、かなり吟味をして選びます。
例えば、他社のユニット(歯科診療台)にも使用できる歯面清掃器を、独自のアダプターを開発して、販売しようとしている会社もあります。
どちらにしても、患者様は今までにない快適さの中で歯垢歯石の除去を終えると思います。
今はこういう時代ですので、選ぼうとすれば外国製も含めて、いろいろなものが選べます。
あとは選ぶ私たちの感性や知識を高めていくことだと思います。

光倫(こうりん)歯科医院では、プラーク(歯垢)を染色液で染め出して、プラークが歯のどの部分に存在するのかを見てもらうのは、もちろんですが、さらにコミニケーションツールを使って、プリントアウトしてお見せすることも、その方のために大切と思っています。

治療が終わって4ヶ月に1度、定期検診のために来院される方を、我々は親しみと敬意をこめて「コーリンデンタルファミリー」とよばせていただいています。
それは、私達の熱心にやってきたことを、真摯(真面目)に受け止めていただき、ご自分の「お口の中の健康」を、大切に考えてくださっているからです。

そのことに、私達も生き甲斐を感じているのです。